個人マネー、低格付け海外債回帰 2年半ぶり買い越し
[有料会員限定]
低格付け高利回りの海外債券「ハイイールド債」で運用する投資信託への5月の資金流入額が流出額を上回った。買い越しは2017年9月以来約2年半ぶり。米連邦準備理事会(FRB)の買い入れで安心感が広がったが、コロナ禍で企業業績の悪化懸念はくすぶる。投資先の債務不履行(デフォルト)による損失のリスクも高まっている。
ハイイールド債は格付けが投機的水準と呼ばれる「BB」以下の債券を指す。投資適格とされる「...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り579文字