岸田氏「聞く力が持ち味」 石破氏は二階・菅氏に秋波

2020/6/9 20:20
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自民党の岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長が10日発売の月刊誌「文芸春秋」で「ポスト安倍」にそろって意欲を示した。

岸田氏は直接的な言及を避けつつ「リーダーの地位にある者ほど『人の話を聞く』ことが大事だ」と語ったうえで「『聞く力』は私の持ち味かもしれない」と自らを分析した。

「今は総裁選について語るべき時ではない。この国難を前に『その先のこと』を論ずるような余裕は誰にもない」と力説した。「逆に『その先のこと』を論じるような能天気な感覚では、とても国民からは理解されない」と語った。

菅義偉官房長官がかつて同じ派閥の宏池会に所属した経緯に触れ「最近は2人だけで話す機会はない。菅さんをはじめ様々な方の意見を聞き、決断をしていくことが大事だ」と述べた。

石破氏は「国民の期待があって、そういう時がくれば『私は浅学非才の身ですから』などと甘えるわけにいかない」と訴えた。

新型コロナウイルスの感染拡大で「首都一極集中の恐ろしさ」と「外需に頼る経済のもろさ」が露呈したと指摘。地方から内需を活性化させる「地域分散・内需主導型経済」をめざすと訴えた。

二階俊博幹事長、菅官房長官、竹下亘元総務会長の名前を挙げて連携に期待感を示した。二階氏について「私が掲げる国家像については理解を示してくださっていると側聞する」などと強調。菅氏に関しては「地方への熱い思いを持っている」と評価した。

日本経済新聞社の5~7日の世論調査で次の首相にふさわしい人を聞くと石破氏が23%でトップ、岸田氏は4%で6位だった。

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