アークランドサカモト、関東など新潟県外で店舗網拡大
LIXILビバへのTOB表明

2020/6/9 18:36
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オンライン共同記者会見に登壇したLIXILビバの渡辺修社長兼CEO(左)と、アークランドサカモトの坂本勝司会長兼CEO(9日)

オンライン共同記者会見に登壇したLIXILビバの渡辺修社長兼CEO(左)と、アークランドサカモトの坂本勝司会長兼CEO(9日)

新潟県のホームセンター大手アークランドサカモトが、住宅設備大手LIXILグループの上場子会社LIXILビバへのTOB(株式公開買い付け)を表明した。「ホームセンタームサシ」は新潟県内での知名度は高いが、これからは店舗網が首都圏方面を中心に全国規模で大幅に広がる。製品の仕入れコスト低減などの早期の効果発揮も課題となりそうだ。

アークランドサカモトは新潟県を中心に北陸地方などで38店を展開し多くが日本海側にある。LIXILビバは首都圏など太平洋側を中心に100店舗を展開。位置を補完し合う関係にある。

今後は首都圏方面だけでなく、現状では出店してない北海道や九州を含めて店舗網を大幅に広げることになる。業容拡大に合わせて販管費の抑制や店舗の効率的な運営などで効果を発揮できるかが課題となりそうだ。

両社が現時点で店舗が重複するのは仙台市や埼玉県内とごく一部に限られる。ともに面積の広い大型店舗を主体に展開し、不動産事業も手掛けるなど2社の共通点が多いことも今回のTOBの決め手となった。

アークランドの2020年2月期の連結売上高は1126億円。20年3月期の単体売上高が1885億円のLIXILビバとの単純合算で売上高は3000億円規模となる。ホームセンター業界内での売上高は同じ新潟県が本拠地で4位のコメリに次ぐ5位の水準となる。県内企業でも首位のコメリに次いで、連結売上高で2位の規模となる。

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