/

首相、習氏の国賓来日「日程調整の段階にない」

安倍晋三首相は9日の衆院予算委員会で、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の国賓来日について「日中間で意思疎通は続けるが、具体的な日程調整をする段階にはない」と述べた。新型コロナウイルスへの対応を優先すると説明した。

衆院予算委で答弁に立つ安倍首相(9日)

習氏の来日は当初、今年4月に予定していた。新型コロナの感染が広がり3月に延期を決めた。年内の来日は困難な状況だ。

中国は5月末の全国人民代表大会(全人代)で、香港への国家安全法の導入を決めた。首相は予算委で「香港の情勢を深く憂慮している」と語った。香港に高度な自治を保障する「一国二制度」が維持されるべきだと強調した。

国家安全法を巡っては、国際社会で中国への批判が強まっている。日本政府も主要7カ国(G7)の外相による共同声明を呼びかけた。

政府・与党内には習氏の国賓来日に慎重論がある。自民党の外交部会と外交調査会は国家安全法を非難する決議をまとめ、国賓来日を再検討するよう政府に提言した。

中国による沖縄県の尖閣諸島周辺の領海侵入も続いている。5月上旬には日本漁船を追尾した。首相は「中国との関係は様々な懸案が存在している。ひとつひとつ解決し、中国の前向きな対応を強く求めていく」と答弁した。

「国賓来日は日本にとっても大変重要だ。国際的にも大変注目されている」とも指摘し、総合的に判断する意向を示した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン