エトワール海渡、東京・馬喰町に生活用品の実験店
婦人服雑貨卸のエトワール海渡(東京・中央)は22日、東京・日本橋馬喰町に実験店を開き、近隣住民にマスクやのどあめなどを販売する。同社の主要取引先の洋品店は新型コロナの影響もあって、販売不振が続いている。洋品に加えて新型コロナ対策で需要が高まる商品を扱うためのモデル店舗として、取引先に参考にしてもらう。

顧客向けに寝具などを販売してきた卸店舗「リビング館」内に、実験店「馬喰ローカルマルシェ」を開く。マスクや除菌スプレーなど雑貨800点、のどあめや蜂蜜など食品5200点を販売する。入店時には事前の会員登録が必要になる。
同社の取引先の洋品店は全国に約2万店あるという。多くは消費者の「巣ごもり」傾向が続き、婦人服販売が苦戦している。一方で生活用品に対する消費者ニーズは依然として高いことから、取引先に取り扱いを勧める。同社が生活用品の商品供給や実験店で得た消費者情報を提供することで、支援につなげていく。

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