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「5Gの社会活用重要」 米インテル日本法人社長ら討論

世界デジタルサミット(日本経済新聞社主催)は9日午前、「5Gと社会」をテーマにパネル討論を実施した。米インテル日本法人の鈴木国正社長ら4人が参加し、次世代通信規格「5G」を使った社会変革の可能性や課題について議論した。

米GEデジタル日本代表のラジェーンドラ・マヨラン氏は「5Gはテクノロジーの進化だけでなく、社会へどう実装していくかが重要だ」との考えを示した。同社が手がける製造現場での取り組みを紹介し「機器の自動化だけでなく、基幹工場のラインのデータをデジタル化すれば、アジア地域など他の工場などに生かせる」と述べた。

米インテル日本法人の鈴木社長は「5Gの浸透で単純な社会のデジタル化から『データ・セントリック・トランスフォーメーション』(データを中心とした社会変革)へと移行する」と指摘。各学校の生徒1人につき1台のパソコンを整備する日本政府の施策を例に挙げ「仮想現実(VR)や拡張現実(AR)など新しい教え方を確立すべきだ」と話した。

一方、5Gの普及には課題があるとの指摘も出た。人工知能(AI)翻訳機「ポケトーク」を展開するソースネクストの松田憲幸社長は「利用価格が安価なことや使いやすさが普及のカギとなる」と強調。「価格を下げることで、サービス開発が促され、予測できないようなものが生まれる」との見通しを示した。

米シスコシステムズ日本法人のデイヴ・ウェスト社長は、日本の5G戦略に関し「企業や教育、医療などあらゆる領域でデジタル戦略を進めていく必要がある」と指摘。「日本には5Gを展開する技術的な基盤はある。世界をリードしてほしい」と述べた。

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日本経済新聞社は6月8、9の両日、「5G and NEXT」をテーマに5Gの活用と新型コロナが促すデジタル変革について議論する「世界デジタルサミット」を開催します。


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