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LIXIL、ホームセンター子会社「LIXILビバ」売却へ

「ムサシ」のアークランドサカモトがTOB

(更新)
LIXILはビバの売却で住宅設備事業に経営資源を集中させる(埼玉県内の店舗)

LIXILグループはホームセンターを運営する上場子会社のLIXILビバを売却する方針を固めた。ホームセンター大手のアークランドサカモトがビバに実施するTOB(株式公開買い付け)に応じ、53%を保有するビバ株をすべて売却する。TOBの総額は1000億円規模となる見込み。本業の住宅設備事業に経営資源を集中させ、資本効率の改善を狙う。

TOBは月内にも開始する見込みで、買い付け価格は1株2600円前後になるもよう。LIXILグは保有するビバ株をすべてアークランドサカモトに売却する。売却で得る資金は600億円前後になるとみられる。TOBが成立すれば、LIXILビバは上場廃止になる見込みだ。

LIXILビバは1977年に旧トーヨーサッシの子会社として設立された企業が前身で、業界再編を経てLIXILグの子会社となった。2020年3月期の単独売上高は1885億円。関東地方を中心に「スーパービバホーム」など約100店舗を展開している。

LIXILグの20年3月期の売上高事業利益率は、売却予定のイタリア子会社を除いて3.5%。ビバを含む流通・小売事業は3.4%で、水回り事業(7.4%)などと比べ見劣りする。水回り機器などに注力し、利益率を改善させる狙いがあるとみられる。

アークランドサカモトは1970年創業で、20年2月期の連結売上高は1126億円。新潟県を中心に38店舗を展開している。人口減少や電子商取引(EC)の台頭などホームセンター業界に逆風が吹くなか、ビバの買収で関東地方の店舗網を強化する。

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