東海第2原発再稼働の是非問う県民投票条例案提出

2020/6/8 18:57
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茨城県の大井川和彦知事は8日開会した県議会に、日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)再稼働の是非を問う県民投票の条例案を提出した。大井川知事は「(再稼働について県民の)意見を聴く方法については、本条例案の県民投票を含め様々な方法があることから、慎重に検討していく必要がある」との意見書をつけた。

県議会で意見陳述する市民団体の徳田代表(中央)

市民団体「いばらき原発県民投票の会」が、必要数を超える8万6703筆の署名を集めて、5月25日に条例制定の直接請求をした。大井川知事は法令にのっとり、意見書をつけて議会に提出した。賛否は明確にしなかった。

市民団体の徳田太郎共同代表は本会議での意見陳述後に「知事は条例案に反対していないと捉えている。ボールを受けた議会は前向きに議論してほしい」と述べた。県議会はいばらき自民党が過半数を占める。

11日から本会議で一般質問・質疑が行われた後、18日に2つの委員会の連合審査会が行われる。行政法の専門家や、資源エネルギー庁と原子力規制庁の職員、関係自治体の首長などから意見聴取した後、会派ごとの意見表明と委員会採決がある。23日に本会議で採決される。

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