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八戸酒造、輸出増へ日本酒選びやすいラベル

八戸酒造(青森県八戸市)は同社の日本酒「陸奥八仙 特別純米」(720ミリリットル)と「八仙黒ラベル」(同)計72本をルクセンブルクに初輸出した。輸出に際し瓶裏のラベルを海外の消費者が日本酒を選びやすいよう、特徴を記すなど標準化したものに切り替えた。

このラベルは日本貿易振興機構(ジェトロ)に設置し、日本産農林水産物・食品の海外プロモーションを担う「日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)」が2019年に作成した。日本酒の輸出促進を目指し、海外の消費者を調査、国税庁と連携した。これまでの日本酒輸出用の裏ラベルには、海外の消費者にとって商品を選ぶ基準となる記載項目が少なかった。

新たに作成した裏ラベルは、消費者調査で重要度が高かった風味・香り、味覚、推奨飲用温度、保存温度、日本酒に合う食事、産地の6項目と醸造元・製品の物語の2項目を記述した。全国ではこのラベルを使って数社が輸出を始めている。青森県内では初めて。

八戸酒造は米国など10カ国・地域以上に輸出してきた。支援したジェトロ青森貿易情報センターの木村慶一所長は「ルクセンブルクを端緒に欧州で県産日本酒の消費が広がってほしい」と話す。

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