タクシー解雇通告を撤回 運転手と会社側が和解
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う業績悪化でタクシー事業などを展開するロイヤルリムジングループが運転手約600人に解雇を言い渡した問題で、地位確認などを求める仮処分を東京地裁に申し立てた男性運転手と会社側との間で8日、和解が成立した。解雇はされず、事業再開後は業務に復帰することで合意に至った。
男性運転手側が同日、明らかにした。和解条項には休業手当や解決金の支払いも盛り込まれた。男性がグループ会社の経営陣に対して計220万円の支払いを求めた訴訟については訴えを取り下げる。
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