埼玉県、コロナ抗原検査など導入 20年度補正案

2020/6/8 19:59
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埼玉県は8日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策を柱とする一般会計総額約107億円の2020年度補正予算案を発表した。新型コロナ関連の20年度補正予算案編成は5回目。陽性判定を迅速化するための抗原検査の導入や、重症患者の治療体制を強化する病院間オンライン診療の構築費用などを計上した。県議会6月定例会に提出する。

県は新型コロナ感染拡大の第2波、第3波に備え、ウイルスの有無を30分程度で判定できる抗原検査を導入。1日当たり1000件程度の検査が可能になる。PCR検査も新たな機器の導入などで体制を強化し、処理能力を現在の同300件から同1000件程度に引き上げる。

感染症指定医療機関に入院する重症患者の治療体制も強化する。感染症治療の実績がある自治医科大学付属さいたま医療センター(さいたま市)と重症患者向け病床がある県内5医療機関の集中治療室(ICU)をオンラインで結び、24時間体制で患者の状態をチェックできるようにする。

県内企業に対する経済支援では、県が新型コロナの感染拡大を受けて創設した制度融資の融資枠を8000億円から1兆2000億円に拡充。感染防止策に取り組む商店街を支援するための費用、県立学校などでオンライン学習を推進するための通信環境の整備や端末購入費用なども盛り込んだ。

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