4人死亡事故で懲役20年 「最も重い危険運転」青森

社会・くらし
2020/6/8 15:51 (2020/6/8 18:27更新)
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青森県つがる市で2018年、飲酒運転で車を暴走させ4人を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた同市の無職、高杉祐弥被告(34)の裁判員裁判で、青森地裁は8日、「危険運転の事案の中で最も重い部類だ」として、求刑通り懲役20年の判決を言い渡した。

危険運転罪の成立可否が争点。寺尾亮裁判長は「事故現場の約800メートル手前で法定速度を大幅に超え、その後さらに加速した。正常であれば考えられないような、異常な運転だ」と指摘。弁護側は「狭い道路でも状況に応じ運転している」などと無罪を主張したが「酩酊(めいてい)の影響が出なかったにすぎない」と退けた。

弁護側は「判決内容や手続きに問題がないか確認する」としたが、高杉被告は「控訴したくない」と話しているという。死亡した山田久美子さん(当時46)の遺族は「飲酒運転は自動車を凶器に変える。遺族にとっては殺されたも同然だ」とのコメントを出した。

判決などによると、被告は18年9月22日午前1時10分ごろ、同市の国道101号で飲酒運転をして時速163キロまで加速し、前の車に気付き急ブレーキをかけたが間に合わず、車4台が絡む事故を起こし4人を死亡させ3人に重傷を負わせた。

〔共同〕

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