英アストラゼネカ、米ギリアドに経営統合打診か

2020/6/7 22:37
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アストラゼネカは新型コロナウイルスのワクチンを開発している=ロイター

アストラゼネカは新型コロナウイルスのワクチンを開発している=ロイター

【ロンドン=佐竹実】英製薬大手のアストラゼネカは、米国の製薬大手ギリアド・サイエンシズに対して経営統合の可能性を打診した。米ブルームバーグ通信が7日、関係者の話として報じた。正式な交渉には入っていないが、実現すれば製薬業界では過去最大規模の統合になるという。

アストラゼネカは治療薬からワクチンまで幅広く手掛け、時価総額は約1400億ドル(約15兆円)。英オックスフォード大学と新型コロナウイルスのワクチンを開発しており、9月にも供給を始める予定だ。

一方、時価総額が約960億ドルのギリアドはエイズウイルス(HIV)を中心とする感染症領域を得意とし、日本の厚生労働省が承認した新型コロナの治療薬「レムデシビル」も生産している。

製薬業界では武田薬品工業がアイルランド製薬大手シャイアーを約6兆円で買収するなど、成長分野を取り込むためのM&A(合併・買収)が相次いでいる。

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