地熱発電、頭打ち 潜在性高いが出遅れ鮮明
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国内の地熱発電所の開発が進んでいない。国際再生可能エネルギー機関(IRENA)によると日本の再エネの発電容量は過去10年で3倍近く伸びた一方、地熱発電は2%減少した。地熱は開発期間が長いことから新規の大型案件に乏しく、豊富な資源を生かせていない。国が掲げる再エネの導入目標の達成に向け、官民一体となっての開発加速が求められる。
2019年における日本の地熱の発電容量は52.5万キロワットで、10年前...
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