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金ETF、止まらぬ資金流入 1~5月337億ドル

5カ月でリーマン後の年間最高上回る

金の上場投資信託(ETF)への資金流入が止まらない。世界の金ETFが価値の裏付けとして保有する金現物の残高は1~5月に計623トン増加し、金額にして337億ドル(3.6兆円)の資金が流入した。5カ月間の流入量は、これまで最高だったリーマン危機後の2009年の年間量(591トン)を上回る。膨らむ流入資金が金の国際価格を7年半ぶりの高値に押し上げている。

金の国際調査機関、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、金ETFの現物残高は5月末時点で過去最高の3510トン。これは世界の金鉱山の年間生産量に匹敵する規模だ。

新型コロナウイルスの第2波感染への懸念や再び激化する米中対立など、世界経済の先行き不透明感が安全資産である金への資金流入を促している。各国の中央銀行による大規模緩和により世界で金利低下が加速したことも、金利の付かない金の投資妙味を強めた。

金価格の国際指標となるニューヨーク先物は4月に一時1トロイオンス1788ドルと12年以来の高値に急騰。その後も同1700ドル台の高値圏で推移している。株式相場が上昇する中でも金は大きく売り込まれず、リスク資産の株と安全資産とされる金の高値が併存する状況が定着しつつある。

金ETFの代表銘柄である「SPDRゴールド・シェア」は6月も残高を増やしており、資金流入は続く可能性が高い。

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