静岡県の出生率、3年連続低下 自然減が加速

2020/6/5 20:08
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厚生労働省が5日発表した人口動態統計によると、2019年の静岡県の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数)は、18年に比べ0.06ポイント低い1.44と3年連続で下がった。若い世代の県外への転出が課題とされてきた静岡県内では、出生数より死亡数が多くなる「自然減」が加速し、人口減少に拍車がかかっている。

出生率は全国平均(1.36)を上回った。周辺県では、愛知県が1.45、神奈川県は1.28、山梨県は1.44だった。

静岡県の出生数は前年比7%減の2万3457人だった。政令指定都市の出生数は静岡市が4352人、浜松市が5560人だった。死亡数は前年比微増の4万2188人だった。婚姻件数は18年に比べて微増の1万5848組だった。

静岡経済研究所(静岡市)の岩間晴美主任研究員は出生率の大幅な低下について、「子を産む世代の減少、自然減の加速が背景にある」と指摘。新型コロナウイルスの影響については「ワクチンや治療法が確立されていない中では、妊娠・出産と子育てへの不安が大きくなる」と分析した。

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