山梨県の出生率、1.44に低下

山梨
2020/6/5 18:52
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厚生労働省が5日発表した人口動態統計によると、2019年の山梨県の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むとされる子どもの数、概数値)は1.44で、18年(1.53、確定値)と比べて0.09ポイント低下した。全国の1.36を上回ったが、5年ぶりに1.5を下回った。出生数は18年に比べて363人減の5193人で、9年連続の減少となった。

出生数が9年連続で減少した(山梨県庁)

県は総合計画で、22年の出生率の目標を1.6としている。県地域創生・人口対策課は「出生率の低下原因は今後、分析を進めたい。結婚、出産、子育ての環境を整え、出産する世代の転入を増やす事業に取り組む」としている。

山梨県の合計特殊出生率は09年に1.31まで低下した後、増減を繰り返しながら緩やかに上昇し、15年と16年に1.51となり、17年は1.50に低下した後、18年に1.53まで上昇していた。

山梨県では18年の転出超過のうち、約8割が20~24歳の就職年代で、その大半が女性だった。長崎幸太郎知事も社会減が自然減を加速する「負のスパイラル」状態と指摘しており、これまでも「女性が活躍でき、人をひき付ける山梨を実現する」と発言している。

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