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アース製薬、除菌剤でスタートアップなどと業務提携

除菌剤「要時生成型二酸化塩素水溶液(MA-T)」。肌に負担が少ないのが特徴

アース製薬は5日、新型コロナウイルスなどに効果のある除菌剤「要時生成型二酸化塩素水溶液(MA-T)」を手掛ける大阪大学発のスタートアップ企業など2社との業務提携を発表した。MA-Tは手荒れなどしづらく肌に負担が少ないのが特徴。新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの除菌剤として医療機関での利用や、市販の雑貨・化粧品としての普及を目指す。

大阪大学発スタートアップのドットアクア(大阪府箕面市)、エースネット(東京・港)との業務提携を締結した。3社は業界団体の立ち上げや医療機関での利用促進など、MA-Tの普及に取り組む予定。

MA-Tはエースネットが開発した除菌剤。ウイルスなど反応する相手が存在する場合にのみ必要な量だけ除菌成分を生成する。日本歯科大学や阪大微生物病研究会の協力で新型コロナウイルスを99.98%除菌することが分かった。

現在は航空機やホテルでの採用が広がっているが市場規模は10億円程度と小さい。認知度を上げてアルコールや次亜塩素酸に次ぐ除菌剤としての普及を目指す。原材料はほぼ国内産のため、輸入比率の高いアルコールと比べて調達がしやすいのが利点だ。

ドットアクアの安達宏昭社長は「MA-Tはアルコールや次亜塩素酸に比べて、安全性が高く肌荒れや吹きかけた物の変色がしにくい」と説明する。消毒液を頻繁に使用し肌荒れに悩む人が増えており、化粧品における除菌消臭製品などの開発にも期待する。

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