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中国5県の出生率 岡山・広島3年連続低下 鳥取・山口上昇

厚生労働省が5日発表した2019年の人口動態統計によると、中国5県の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の推計数)はいずれも全国平均の1.36を上回った。鳥取県、山口県は前年から0.02ポイント改善し、それぞれ1.63、1.56となった。島根県は0.06ポイント落ち込み1.68となったが、全国では沖縄県、宮崎県に次いで3位。岡山県は1.47、広島県は1.49と、ともに3年連続で低下した。

合計特殊出生率が改善したのは全国で4県。鳥取県では「18歳以下の医療費助成や保育料の無償化に全国に先駆け取り組んできた成果。ただ母親になれる女性の数が少なく少子化に歯止めはかかっていない」(子育て王国課)と話す。

岡山県庁

4年ぶりにプラスに転じた山口県は「市や町とともに結婚から妊娠、出産、子育てまで切れ目のない支援に努めているのが生きた。ただ出生数低下は解決していない」(こども政策課)状況だ。

出生数では4年連続で5県そろって前年を下回った。広島県が10年連続で前年を下回り2万34人、岡山県は9年連続前年割れの1万3695人となったほか、鳥取県は3988人、島根県は4594人、山口県は8771人となった。

出生数の減少が長期化する広島県は「大きな問題。10年以上前から結婚、妊娠、出産、子育て環境などさまざまな角度から取り組んできているが少子化が母親世代にまで進んでいる」(子供未来応援課)と状況を厳しく捉えている。

合計特殊出生率が07年から中国エリアで最低水準に落ち込んでいる岡山県は出生数も9年連続マイナスとなった。「男女のマッチングや保育士の確保・育成にも力を入れているが、たいへん厳しい」(子ども未来課)と打開策を模索している。

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