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アストロスケール 人工衛星の寿命延長サービス開始

宇宙ごみ(デブリ)除去技術のアストロスケールホールディングス(東京・墨田)は、上空3万6000キロメートルの静止軌道上にある人工衛星の寿命を延長するサービスを始める。多くの人工衛星は15年ほどで燃料が切れ、デブリになる。アストロスケールは人工衛星の軌道修正を補助、運用期間を数年間延長する。

アームで対象の人工衛星をつかまえる

イスラエルで人工衛星の寿命延長などのサービスを手掛けるエフェクティブ・スペース・ソリューションズ(ESS)と事業譲渡の契約を結んだ。アストロスケールの米国会社の傘下にアストロスケールイスラエル社を設置。ESSの特許や技術者を取得し、人工衛星の寿命延長システムの開発を進める。サービスは数年以内をめどに始める。

静止軌道上の人工衛星は、常にある一点の上空にとどまるが、月や太陽の引力などで位置がずれることがある。人工衛星は軌道を修正する目的でガスを噴射する際に、燃料を最も消費するという。アストロスケールの人工衛星は延命が必要な人工衛星をアームでつかみ、軌道の修正を代替する。燃料を節約し人工衛星の運用期間を延長することで、新しいデブリの発生を抑える。

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