19年の出生率1.36、12年ぶり低水準 少子化加速

2020/6/5 14:38
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厚生労働省が5日発表した2019年の人口動態統計によると、1人の女性が生涯に生む子どもの数にあたる合計特殊出生率は1.36となり、前年から0.06ポイント下がった。4年連続の低下で07年以来12年ぶりの低水準になった。生まれた子どもの数(出生数)は過去最少の86万5234人に落ち込んだ。少子化が政府見通しを上回るペースで加速している。

出生率は05年に1.26まで下がった後、15年には1.45まで上昇していた。16年以降は再び低下の道をたどっている。晩婚化や結婚しない人が増えていることの影響が大きい。19年に平均初婚年齢は夫が0.1歳、妻が0.2歳上がった。

国立社会保障・人口問題研究所が17年に示した日本人の将来人口の中位推計は、19年の出生率を1.42としていた。実績は大幅に下振れした。出生数も右肩下がりで19年に初めて90万人を下回った。90万人割れは21年との見通しより2年早まった。出生数は女性の全年代で減った。特に25~39歳の落ち込みが大きい。団塊ジュニア世代が40代後半に入り、出産期の人口自体も減っている。

19年の死亡者数は138万1098人と戦後最多を更新した。死亡者数から出生数を引いた自然減は51万5864人と過去最大になった。

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