英アストラゼネカ、ワクチン生産能力倍増 20億回分に

2020/6/5 5:07
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アストラゼネカは新型コロナウイルスのワクチンの生産量を20億回分に増やす=ロイター

アストラゼネカは新型コロナウイルスのワクチンの生産量を20億回分に増やす=ロイター

【ロンドン=佐竹実】英製薬大手のアストラゼネカは4日、英オックスフォード大学と開発する新型コロナウイルスのワクチンについて、今年から来年にかけて20億回分の生産が可能になるとの見通しを発表した。インドの大手ワクチンメーカーと新たにライセンス契約を結び、従来の生産計画から倍増する。

アストラゼネカは5月、10億回分の生産体制を整え、9月にも供給を始めると発表済み。このうち米国が3億回分、英国が1億回分を確保したと明らかにしていた。

今回、インドのワクチン大手セラム・インスティチュート・オブ・インディアとライセンス契約を結んだことで、新興国向けに新たに10億回分を生産できる見通しになった。うち4億回分は年内の供給を目指す。

新型コロナは中南米などで感染が広がり、世界の死者数は増え続けている。アストラゼネカは世界保健機関(WHO)などの国際機関と連携し、新興国にもワクチンが行き渡る体制を整える。ワクチンは新型コロナ対策として期待が高まるが、資金力がある先進国に偏ることが懸念されている。

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