東芝、「車谷改革」で再び光るか 不正会計から5年
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東芝が5日、2020年3月期連結決算を発表する。経営危機の引き金となった不正会計発覚から5年。企業統治問題で揺れるなか、米原発子会社の巨額損失で上場廃止寸前まで追い込まれた。53年ぶりの外部出身の経営トップとなった車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)の下、構造改革を断行。走り出した車谷改革が回り、業績は改善傾向にある。東芝は再び光を取り戻せるか。
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