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国内株概況

FRONTEO、一時19%高 医療AIに期待(話題の株)

2020/6/4 23:13
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4日の東京株式市場で人工知能(AI)によるデータ解析事業を手掛けるFRONTEO株が大幅反発した。一時前日比150円(19%)高の960円と、制限値幅の上限(ストップ高)水準まで上昇。3日に認知症の診断支援システムの開発や販売で後発薬の共和薬品工業(大阪市)との提携を発表し、個人投資家を中心に買いが集まった。

終値は146円(18%)高の956円で、東証マザーズの値上がり率ランキングは6位だった。

今回の提携では、フロンテオの言語解析AIを用いて、医者と患者の会話から認知機能障害の有無を判定する。自然な会話から認知症の診断をサポートするシステムとしては世界初としており、フロンテオは開発の進行や販売に応じて共和薬品からロイヤルティー収入を受け取る。

新型コロナウイルスへの不安が高まる中、フロンテオは相次いで医療分野での提携などを発表しており、株価は5月から騰勢を強めている。株価は3月23日の年初来安値(156円)から6月4日までに約6倍に上昇した。

一方で、業績は低迷している。2020年3月期はAI製品の納入遅れが響き、連結純利益は9億円の赤字だった。配当も2期ぶりに無配となったが「値動きが軽くテーマ性が高いこともあり、期待先行で上昇してきた」(松井証券の窪田朋一郎氏)。4日の急騰も「材料待ちの個人投資家が飛びついた」(証券ジャパンの大谷正之氏)面がある。同社は21年3月期には黒字転換を計画している。進捗が思わしくなければ、失望売りが膨らむ局面もありそうだ。

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