混合削り節を値上げ マルトモ、6年ぶり

2020/6/4 20:09
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削り節大手のマルトモ(愛媛県伊予市)は、混合削り節を8月3日出荷分から2~15%値上げする。サバやイワシなどの漁獲量減少により、原料の仕入れ価格が2013年度比で1~3割程度、高騰している分を転嫁する。同社の混合削り節製品の値上げは2014年以来6年ぶり。

マルトモは「だしの力」など混合削り節を値上げする

家庭用は価格改定や内容量を減らす実質値上げで15%相当引き上げる。主力商品「だしの力」は内容量を115グラムから100グラムに減らす。標準小売価格は税別380円で据え置く。

業務用は内容量は維持し、製品ごとに2~15%の値上げを実施する。

マルトモによると、19年度の仕入れ価格は13年度比で、ソウダカツオが11%、サバが16%、イワシが32%、ムロアジが35%上昇している。今後も漁獲コストの高騰や漁獲量不足は続く見通しで、価格低下は見込みづらい。同社は業務効率化など企業努力だけで吸収できる限界は超えたと判断し、値上げを決めた。

カツオ節は、足元では原料価格が安定しており値上げの対象外とした。マルトモは「高品質で安全な製品を適正価格で届けたい」としている。

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