豊田合成、名大病院にPCR検査車両寄贈 飛沫感染防ぐ

2020/6/4 19:30
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豊田合成は4日、新型コロナウイルスのPCR検査用の特別車両を、名古屋大学医学部付属病院に無償提供した。新型コロナに対応する医療現場への支援の一環。検査技師と被検者の間に壁を設け、接触や飛沫感染を防いで検査できる。同社と名大は青色発光ダイオード(LED)の研究などで長年協力しており、今回の支援に結びついた。

名古屋大学医学部付属病院に寄贈したPCR検査用の車両を説明する豊田合成の小山享副社長(4日、名古屋市昭和区)

豊田合成は東京都医師会にも同様の車両を提供しており、今回が2例目。車内の気圧を車外よりも高くしてウイルスの吸入を防ぎ、検体を冷蔵保存する容器も備えた。今後も医療現場のニーズに応じ、トヨタ自動車の商用車「ハイエース」を改造して提供するという。

名大病院(名古屋市昭和区)で行われた贈呈式で、同大の松尾清一学長は「患者の安全確保や医療従事者の感染リスク回避に大きく貢献する」と感謝を述べた。豊田合成の小山享副社長は「今後も世の中の困り事や医療に貢献できる様に頑張りたい」と話し、支援継続の方針を強調した。

名大とは青色LEDや次世代ゴム「イーラバー」の研究開発で数十年にわたる協力関係にあり、5月には主力製品のエアバッグの生地で作った防護服50着を提供している。

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