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ピジョン、今期純利益最大17%減 訪日客需要急減で

ピジョンは4日、2020年12月期の連結純利益が96億~109億円になりそうだと発表した。従来予想から最大30億円下振れる。前期が決算期変更による11カ月の変則決算のため単純比較はできないが、12カ月に換算した実質ベースでは前期比6~17%減となり、3期連続の最終減益となる。新型コロナウイルスの影響による中国からのインバウンド(訪日客)需要の減少などを見込む。

今期の業績予想を収益の各段階で下方修正した。売上高は985億~1024億円と従来予想を最大105億円下回る。実質ベースでは前期比1~5%減少する。哺乳瓶などが売れ筋の中国事業では4月以降に需要が回復しているものの、中国からの訪日客需要が減少する影響は避けられないとみている。日本では店舗営業時間の短縮もあり販売が縮小する。

板倉正取締役は4日に開いたオンライン会見で、今期の売上高について「7月から始まる下半期の早い段階で新型コロナが収束すれば上振れるものの、見通しはまだ不透明だ」と説明した。

営業利益は134億~155億円とした。従来予想から最大47億円下振れる。実質ベースで前期比10~22%減る。利益率が高く中国の訪日客からも人気の乳幼児用スキンケア製品などが振るわず、全体の利益率が悪化する。

同日発表した20年1~3月期の連結決算は、営業利益が34億円だった。前期に決算期を変更しており、第1四半期にあたる19年2~4月期と比較すると24%減になる。中国で1月後半からサプライチェーン(供給網)が停滞した影響が出た。中国でEC販売を強化しており、それに伴う費用が重荷になった。純利益は9%減の28億円だった。

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