関西企業の5割が業績未達 20年3月期、新型コロナ響く
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新型コロナウイルス感染拡大で関西企業の業績が急速に悪化している。2020年3月期決算は純利益が前の期比12%減だった。5割超の183社は営業利益が計画を下回った。関西が強みを持つ電機の生産が落ち込み、鉄道はインバウンド(訪日外国人)など旅行客の利用が大きく減少した。21年3月期の見通しを立てられない企業も7割に達しており、業績回復に時間がかかりそうだ。
4日までに3月期決算を発表した関西に実質的な...
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