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OPECプラス、大幅減産1カ月の延長協議へ

2020/6/4 16:49
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原油需要の回復には時間がかかりそうだ(イラク南部のバスラ油田)=ロイター

原油需要の回復には時間がかかりそうだ(イラク南部のバスラ油田)=ロイター

【ドバイ=岐部秀光】石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は近く開く会合で、原油価格の下支えへ実施している大幅な協調減産の延長を協議する。タス通信などによると、OPECの盟主サウジアラビアとロシアは4日までに、現行の減産を7月以降、少なくとも1カ月続けることで暫定合意した。

OPECプラスの4月の合意では5、6月に日量970万バレルを減産した後、7月以降は徐々に減産幅を縮小していく計画だった。現在の大幅な減産の維持を協議するのは、新型コロナウイルスの感染拡大で原油需要の回復が遅れていることが背景だ。

一時1バレル20ドルを下回った北海ブレント原油先物は、足元で40ドル前後まで回復した。ただ相場上昇に伴い、損益分岐点を下回っていた米国のシェール企業が原油生産の再開に動いており、供給過剰への懸念は消えていない。

OPECの議長国アルジェリアは9、10日に予定していたOPECプラスの会合を4日に前倒しすることを提案していたが、当日になっても事務局から日程変更の発表はなかった。イラクなどが協調減産の義務に違反して生産を実施していることにサウジやロシアが反発しており、これが日程にも影響したとの見方が出ている。

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