北海道銀、農業流通まで関与 地域商社を設立

2020/6/4 19:00
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北海道銀行は4日、北海道農業企業化研究所(HAL財団、北海道恵庭市)などと農業の地域商社「HAL GREEN(ハルグリーン)」(同市)を設立し、7月から農産物の流通事業に参入すると発表した。同行は別の農業法人にも出資しており、生産から流通まで一貫して関われるようになる。

地域商社設立を発表した北海道銀行の笹原頭取(右から2人目)ら(4日、札幌市)

地域商社設立を発表した北海道銀行の笹原頭取(右から2人目)ら(4日、札幌市)

道銀の笹原晶博頭取は記者会見で「新会社によって川下から川上まで農業の一連の流れに携われるようになったのが大きい」と話した。同行は2019年に農業法人OMEGAファーマーズ(士別市)に出資し植物油の生産を始めた。農業で幅広いノウハウを得られ、銀行の融資にもつながると期待。同行が出資する北海道総合商事(札幌市)と連携した海外展開も視野に入れる。

HAL財団の磯田憲一理事長は「経営者として消費者との接点を持って、生産に立ち向かう農業者を育てたい」と話した。HAL財団の流通事業を引き継ぐハルグリーンでは、農家150戸で作られる農作物を主に道外向けに販売する。年15億~20億円の取扱高を目指す。

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