NYダウ続伸527ドル高 3カ月ぶり2万6000ドル回復

2020/6/4 5:11 (2020/6/4 5:35更新)
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【NQNニューヨーク=岩本貴子】3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸した。前日比527ドル24セント(2.1%)高の2万6269ドル89セントで終えた。2万6000ドル台回復は3カ月ぶり。市場予想を上回る米経済指標の発表が相次ぎ、米景気が回復に向かっているとの見方が広がった。金融や資本財など景気敏感とされる銘柄を中心に幅広く買われた。

雇用サービス会社ADPが発表した5月の全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数が前月比276万人減と減少幅は市場予想(875万人減)を大きく下回った。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した5月の非製造業景況感指数は45.4と、市場予想(44)を上回った。

米国では経済活動の再開が段階的に進められている。米政府や米連邦準備理事会(FRB)による企業支援も追い風となり、景気回復が進んでいると受け止められた。

業績が景気の影響を受けやすい銘柄が買われ、銀行のJPモルガン・チェースはとクレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)は6%高となった。感染拡大後に株価が急落した業種の上げが目立ち、航空機のボーイングは13%高と急伸した。

機関投資家が運用の参照にするS&P500種株価指数の先物の売り残高は、足元で8年半ぶりの高水準に膨らんでいる。「2番底」を当て込んだ売りだが、上昇基調が崩れないことに慌てた売り方の買い戻しも株高に拍車をかけたようだ。

白人警官による黒人暴行死事件を巡る抗議デモは2日夜も続いた。ただ、「報道などから判断すると抗議デモの緊張感はいくぶん和らいだ」(コンフルエンス・インベストメント・マネジメント)との声があった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸した。前日比74.54ポイント(0.8%)高の9682.91で終えた。2月下旬以来の高値。マイクロチップ・テクノロジーやブロードコムなど半導体株の上げが目立った。

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