盛岡の「ななっく」跡に商業施設 再開発準備組合発足

2020/6/3 18:12
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2019年6月に閉店した盛岡市中心部の商業施設「ななっく」を取得したカガヤ不動産(盛岡市)などが再開発準備組合を設立し、新たな複合商業施設の整備に乗り出す。名称は「monaka(もなか)」で、3~4階建てを想定する。今後、地元住民の意見を踏まえて事業計画を作成。生鮮食品店など地元業者の出店を募り、24年の開業を目指す。

閉店した「ななっく」のシャッターには、再開発を知らせるポスターが掲出されている(盛岡市)

再開発が動き出す「ななっく」(盛岡市)

名称の「もなか」には「盛岡らしさのど真ん中」の意味を込めた。再開発対象は、ななっくの土地を含めた約6100平方メートル。カガヤ不動産など地権者8人・社が4月下旬に設立し、同社の加賀谷輝雄社長が理事長を務める「中ノ橋通一丁目地区市街地再開発準備組合」が整備を進める。

商業施設は、現在もななっくの建物で営業を続けている鮮魚店など3店舗に加え、1階に生鮮食品店などを、2階以上は学習塾や美容室などのサービス業を中心とした入居をそれぞれ想定している。

今後、シンポジウムなどで住民から意見を募り、今年度中に事業計画を作成する。ななっくの建物は22年にも解体に着手する。

また、防災拠点にもする考えで、食料品など災害発生時に必要な物資を備蓄するスペースも確保する。このほか、商業施設とは別にマンションの建設も検討しており、入居戸数などの規模については今後詰める。

「もなか」と道路を挟んだエリアでは盛岡市が21年度の開業を目指して盛岡バスセンターの再開発を進めており、飲食や物販など18店の入居が固まっている。同組合は「もなかは地元業者を中心に出店を募るが、新バスセンターとの相乗効果が出るように、テナント構成を工夫したい」としている。

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