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原子力規制委、高温ガス炉の安全審査 合格を正式決定

原子力規制委員会は3日の定例会で、日本原子力研究開発機構の高温工学試験研究炉「HTTR」(茨城県大洗町)の再稼働の前提となる安全審査の合格を正式に決めた。HTTRは安全性が高いとされる次世代原子炉「高温ガス炉」で、原子力機構は2020年度中の再稼働を目指す。

高温ガス炉は化学変化しにくいヘリウムガスを核反応による熱で高温にして発電などに使う。既存の軽水炉に比べて安全性が高いとされる。

原子炉で生み出した高熱を水素製造などにも活用できる。1998年に稼働を始めた出力3万キロワットのHTTRは、04年に世界で初めてセ氏950度の熱を取り出す実験に成功した。11年の東日本大震災以降、新しい規制基準に対応するために停止していた。再開できれば約10年ぶりとなる。

原子力機構はHTTRの再稼働を通じて商用炉の実現に必要な技術の蓄積を目指す。東京電力福島第1原発の事故の影響で国内での新規の原子炉建設が難しいなか、高温ガス炉の建設を検討しているポーランドとの共同研究を進める。

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