ファーウェイ、タブレット3機種を発売 枠幅4.9ミリ

BP速報
2020/6/3 13:45
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ファーウェイが発表した「MatePad」シリーズのタブレット(出所:ファーウェイ・ジャパン))

ファーウェイが発表した「MatePad」シリーズのタブレット(出所:ファーウェイ・ジャパン))

日経クロステック

中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)の日本法人は2日、タブレット端末「HUAWEI MatePad」シリーズの新製品を発表した。12日より順次販売を開始する。

発表したのはフラッグシップモデルの「MatePad Pro」、メインストリームモデルの「MatePad」、コンパクトモデルの「MatePad T8」の3機種。いずれもファーウェイのモバイルサービス(HMS)対応モデルで、米グーグルのモバイルサービス(GMS)を搭載しない。

最上位の「MatePad Pro」は、別売のキーボードやペンを組み合わせることで、クリエーティブ用途に向いたフラッグシップモデルと位置付ける。

狭額縁設計を実現(出所:ファーウェイ・ジャパン)

狭額縁設計を実現(出所:ファーウェイ・ジャパン)

画面サイズは約10.8型。ベゼル(枠)幅を4.9ミリにすることで、画面占有率を90%に高めた。画面に手の一部が触れたときの誤操作を防ぐパームリジェクション機能を備える。フロントカメラは画面内に設けたパンチホールに搭載した。

プロセッサーは同社のフラッグシップスマートフォンと同じ「Kirin 990」を搭載。メモリーは6ギガバイト、ストレージは128ギガバイトで、最大256ギガバイトの独自メモリーカードである「NMカード」による拡張に対応する。

バッテリー容量は7250ミリアンペア時で、ローカル動画再生は最大12時間、ウェブサイトは最大11.5時間の閲覧が可能だ。ファーウェイによれば、タブレットとして初めて15ワットのワイヤレス充電に対応する。スマホなどに給電する7.5ワットのワイヤレス給電機能も備える。

マルチタスク機能では、1つのアプリを2つのウインドウに分けて使える「アプリマルチプライヤー」や、2つのウインドウで別々のアプリを開く機能に対応する。ファーウェイのスマホと連携し、スマホの写真をタブレット画面に表示できる。

市場想定売価は5万9800円(税別)で、12日に発売する。海外では高速通信規格「5G」に対応したモデルを発表しているが、国内向けはWi-Fiモデルのみだ。

メインストリームモデルと位置付ける「MatePad」は、約10.4型のディスプレーを搭載。Wi-Fiモデルに加えてLTEモデルもラインアップする。プロセッサーにはミドルクラスの「Kirin 810」を、メモリーは3ギガバイト、ストレージは32ギガバイトを搭載する。

バッテリー容量は7250ミリアンペア時で、最大12時間のローカル動画再生に対応。別売のペン「HUAWEI M-Pencil」を有線ケーブルで接続することにより利用できる。

市場想定売価はWi-Fiモデルが2万9800円、LTEモデルが3万6182円(いずれも税別)。12日に発売する。

エントリーモデルの「MatePad T8」は、狭額縁設計により従来の7型タブレットのサイズに8型画面を搭載。プロセッサーは台湾メディアテックのMT8768を搭載。メモリーは2ギガバイト、ストレージは16ギガバイトで、最大512ギガバイトのマイクロSDカードに対応する。バッテリー容量は5100ミリアンペア時で、最大12時間のローカルビデオ再生が可能だ。

市場想定売価は1万3900円(税別)で、7月初旬に発売する。

MatePadシリーズの基本ソフト(OS)は、アンドロイド10がベースの「EMUI 10」を搭載する。HMSに対応したモデルとして、米グーグルの「Google Play(グーグルプレイ)」ではなく、ファーウェイが運営する「HUAWEI AppGallery」からアプリを入手できる。オフィス互換アプリとして「WPS Office」を搭載するほか、AppGalleryから「マイクロソフトオフィス」をインストールできるという。

国内ではビックカメラやヨドバシカメラの各店舗のほか、家電量販店やファーウェイの電子商取引(EC)サイトを通して販売する。今回発表したHMS搭載モデルに加え、GMSを搭載した従来モデルについても、当面は併売していく予定としている。

(ライター 山口健太)

[日経クロステック 2020年6月2日掲載]

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