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Zoom売上高2.7倍 2~4月、ビデオ会議利用増

【シリコンバレー=佐藤浩実】ビデオ会議サービス「Zoom」を運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは2日、2020年2~4月期の売上高が前年同期比2.7倍の3億2816万ドル(約360億円)だったと発表した。新型コロナウイルス対策で外出制限が広がり、3月以降にユーザー数が急増した。純利益は137倍の2703万ドルだった。

ズームは基本機能を無料で使える「フリーミアム」の事業モデルを採用しており、4月のピーク時には1日あたりの会議参加者が3億人を超えた。使う頻度が増えて有料プランに移行する例も多く、2~4月期は従業員11人以上の企業・団体の利用数が26万5400件と、前年同期の4.5倍に増えた。

21年1月期の通期売上高は前期と比べて約2.9倍の17億7500万~18億ドルを見込む。世界で経済活動が再開し始めるなか、ズームは20年後半に解約が増えるとみている。一方で多くの人がビデオ会議の利用に慣れたため、エリック・ユアン最高経営責任者(CEO)は「市場規模は僕らの想像よりも大きくなりつつある」と話した。

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