バリ島の外国人観光客、4月99.9%減 新型コロナで

2020/6/2 20:16
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新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため閉鎖中と知らせる横断幕が張られたバリ島のビーチ(5月22日)=AP

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため閉鎖中と知らせる横断幕が張られたバリ島のビーチ(5月22日)=AP

【ジャカルタ=地曳航也】世界有数のリゾート地であるインドネシアのバリ島を4月に訪れた外国人観光客は273人と前年同月に比べて99.9%減った。同国の中央統計局が2日発表した。約16万人だった3月に比べると99.8%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、インドネシア政府が4月2日から外国人の入国を原則禁止したことが響いた。

インドネシア全体では4月の外国人観光客は約16万人で前年同月比で87.4%減った。ジョコ大統領は5月28日、新型コロナが収束し旅行需要が回復した後をにらみ、観光産業のニューノーマル(新常態)に備えるよう関係閣僚に指示した。「健康や衛生、安全・安心への旅行客の関心がより高まる」と強調した。

同国の新型コロナの感染者数は6月2日夕時点で2万7549人に達した。新規感染者は毎日数百人出ており、収束のメドが立たない状況だ。いち早く経済再開に踏み切った同じ東南アジアのベトナムやタイに比べ、旅行需要の回復ペースは遅いとの見方がある。

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