休業時の給付金、外国人留学生も対象 厚労省方針
厚生労働省は2日、休業者に月額料金の8割程度を給付する新制度の対象にアルバイトが休業になった外国人留学生も含める考えを示した。
新制度は会社から休業を指示されたにもかかわらず、休業手当が支払われない場合、政府が月額上限で33万円の給付金を支払う。関連法案を今国会に提出して成立すれば給付を始める。
中小企業の従業員を対象で、学生など雇用保険に加入していない人も給付金を受け取れる。外国人留学生の扱いに関しては明らかになっていなかった。厚労省が立憲民主党など野党が開いた合同ヒアリングで、外国人留学生を含める考えを明らかにした。
働く人が直接、国に支援金を申請する。申請書類は雇用調整助成金と比べて少ないため申請から1週間程度で支給できる可能性がある。

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