北九州での新規感染6人 国の対策班、市内小学校調査

2020/6/2 19:07 (2020/6/2 21:48更新)
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新型コロナウイルスの感染者が再び増えている北九州市は2日、新たに6人の感染を確認したと発表した。再び感染者が確認され始めた5月23日以降では11日連続で、計119人の感染が確認された。同市で感染が増えている原因の解明を目指す国のクラスター(感染者集団)対策班は2日、クラスターが疑われる守恒小学校(同市小倉南区)に調査に入った。

新規感染者が10人を下回るのは5月27日以来となるが、同23日から2日までに確認された感染者119人のうち、40人の感染経路が不明となっている。市保健福祉局の永富秀樹局長は「感染経路の不明者が(新規感染者6人中)4人いる。状況はこれまでと大きく変わっていない」と述べた。

2日に感染が確認されたうちの1人は、市立貫小学校(同市小倉南区)の児童。市教育委員会は同日、3日から当面の間、同校を休校にすると発表した。小学校や中学校に通う児童生徒の感染が相次いでいることを受け、市教委は再び分散登校することを視野に、対策を検討することも明らかにした。

新規感染者の発生を報告する北九州市保健福祉局の永富秀樹局長(2日、同市)

新規感染者の発生を報告する北九州市保健福祉局の永富秀樹局長(2日、同市)

市によると、感染者のうち死亡した3人を除き67人が入院し、自宅療養は26人、ホテルでの宿泊療養者が23人だという。市は5月23日以降、新規感染者の濃厚接触者にPCR検査を実施しており、62人が無症状のまま陽性と確認された。

一方、医療スタッフらの感染が確認された産業医科大病院(同市八幡西区)は救急や新規の外来患者らの受け入れを停止した。高度な医療を提供する基幹病院であり、地域医療への影響が懸念される。

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