兵庫・灘五郷で「梅酒」仕込み始まる
新型コロナ収束への願い込め

2020/6/2 18:30
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神戸酒心館では徳島県産の鶯宿梅(おうしゅくばい)を使って梅酒をつくる

神戸酒心館では徳島県産の鶯宿梅(おうしゅくばい)を使って梅酒をつくる

兵庫県の神戸市から西宮市にかけての酒どころ、灘五郷で今年も酒造各社が「梅酒」の仕込み作業を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店への日本酒の出荷量が落ち込むなど、灘五郷にも影響は広がった。混乱収束への願いを込め、各社は梅酒づくりにいそしんでいる。

「福寿」が看板商品の神戸酒心館(神戸市)では2日、従業員が徳島県産の鶯宿梅(おうしゅくばい)のヘタをひとつひとつ丁寧に取り除いていた。苦みを抑えるためヘタを取った梅は陰干しした後、醸造アルコールが入った専用タンクに氷砂糖とともに入れ、1年間ほど熟成させる。

「新型コロナの影響で梅が届くのか心配していた」と醸造部長の宮本哲也さん。「渋みのないまろやかな味に仕上げたい」と笑顔で話していた。1000キログラムの梅を使った自慢の品は来年7月ごろに発売する。

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