ベトナム航空、国内線の運航をすべて再開
5~6月に11路線を新設へ

アジアBiz
2020/6/2 16:45
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貨物便も含む運航本数は1日350便超で前年同時期とほぼ同水準に回復した=ロイター

貨物便も含む運航本数は1日350便超で前年同時期とほぼ同水準に回復した=ロイター

【ハノイ=大西智也】ベトナム航空は5月末までに国内線のすべての運航を再開した。貨物便も含む運航本数は1日350便超で前年同時期とほぼ同じ水準という。ベトナムでは新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出禁止措置が4月23日に解除され、経済が正常化に向かっている。ベトナム政府は日本政府と入国規制の緩和交渉を始めており、国際線も早期の再開を目指している。

現地メディアが報じた。ベトナム航空によると、5月29日時点で国内旅客便の運航本数は1日300便超に達している。ベトナム人の観光客数が順調に回復しており、5月に5路線を新設した。6月にも6路線を新たに就航させる計画だ。

格安航空会社(LCC)最大手、ベトジェットエアも既に国内全45路線の運航を再開。2019年に航空事業に参入したバンブー航空も大半の国内線が正常化した。外出禁止措置の期間中、各社は首都ハノイとホーチミン市を結ぶ主要路線などに便数を絞っていた。

3月下旬に停止した国際線の再開時期は未定だが、周辺国より早い可能性がある。ベトナム政府は国際線の運航を再開する国や地域を検討中だ。ファム・ビン・ミン副首相兼外相は1日、茂木敏充外相と電話会談し、両国間のビジネス関連の人の往来再開に向けた協議を始める方針で一致した。韓国の航空会社もベトナム路線の再開に向けて準備を進めている。

ベトナムは約9600万人の人口を抱えるが、新型コロナの累積感染者数は約330人で、死者はゼロだ。厳しい防疫措置を続け、海外からの入国者を除き国内での感染者は約50日間、発生していない。東南アジアの主要国で最も早く経済活動が再開している。

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