中部地銀・信金、資本支援に軸足 十六銀は劣後ローン
新型コロナ・中部の衝撃
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中部の地銀や信用金庫が「ポストコロナ」に向けた取引先の経営支援に乗り出した。融資でも返済順位が低い「劣後ローン」に力を入れたり、海外商談会を再開して販路を広げたりと知恵を絞っている。新常態で資金繰りはもちろん、今後ニーズの高まる中長期の事業再建に力を入れる。
にわかに注目を集めているのが劣後ローンだ。十六銀行は5月下旬、新型コロナウイルスの流行で一時的に経営が悪化した医療機関や旅館などを対象に取り扱いを始...
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