北ガス・イオン北海道が災害協定、ガスや物資提供

北海道ガスとイオン北海道は災害に備える連携協定を結んだと発表した。地震などが発生した際、イオン北海道の35店舗にガスを優先して供給するなど、エネルギー面で協力する。イオン北海道は北ガスのインフラ復旧を支援するために食料や衣料品を提供したり、復旧拠点をつくるスペースを貸し与えたりする。
北ガスはセコマなど12社と同様の協定を結んでいる。北海道は台風や洪水の被害は少ない一方、道東を中心に地震のリスクを指摘する声もある。2018年9月には胆振東部地震とブラックアウトが発生し、北海道電力も民間や自治体との協力を強めている。