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銀座の高速道、緑化し遊歩道に 東京都が整備方針

(更新)
中央区による緑化と遊歩道のイメージ

東京都の小池百合子知事は2日、銀座のビルの屋上などを走る東京高速道路(KK線)について、緑化と遊歩道整備を検討する方針を明らかにした。地元の中央区やKK線を運営する東京高速道路(東京・中央)と近く本格的な調整に入る。東京を代表する観光名所である銀座で新たなにぎわいの創出を目指す。

小池氏は都議会本会議で「緑豊かな歩行者中心の新たな空中回廊として再生し、地域の価値や魅力の向上が図れるよう検討を進める」と表明。「成長と成熟が両立した未来の東京にふさわしい新たな公共空間としての役割が求められている」とも強調した。都民ファーストの会の荒木千陽氏への答弁。

KK線は八重洲や新橋を結ぶ全長約2キロの高速道路で、東京高速道路が道路下の「銀座インズ」といった商業ビルとともに運営している。遊歩道化の構想は中央区の山本泰人区長が小池氏に提案していた。関係者によると、実現には10年近くかかる見通しだ。

中央区が参考にしたのは米ニューヨークの貨物線跡の高架約2キロを再生した「ハイライン」。ハイラインは景観に優れた都市公園として世界的に知られ、観光客の人気を集めている。

新型コロナウイルスの影響で銀座も訪日外国人客が激減している。2021年の東京五輪・パラリンピック後も見据え、都や中央区は遊歩道構想を東京観光の復活に向けた起爆剤として期待を寄せている。

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