新型コロナ、米感染者180万人超 抗議デモのコロナ感染リスク警戒

2020/6/2 5:59 (2020/6/2 6:34更新)
保存
共有
印刷
その他

【ニューヨーク=伴百江】米ジョンズ・ホプキンス大学によると、1日午後8時(日本時間2日午前9時)時点の新型コロナウイルスの感染者数は米国で累計180万9000人となった。国別では世界最多。米国では白人警察官によるミネソタ州の黒人暴行死事件が引き金となった抗議デモが各地に広がる。群衆が集まることで感染が再び拡大することが懸念されている。世界の感染者数は625万人。国別で米国に次ぐのはブラジルの52万人となっている。

経済活動の段階的な再開が進行中の米国では、全米で拡大している抗議デモが一部の地域で暴徒化しており、経済の一段の再開を阻む要因になるとの懸念も出ている。

ニューヨーク州では経済活動再開の目安とするコロナ検査の感染率の低下をめざし、検査拡充を進めている。記者会見したクオモ州知事は前日に5万件の検査を実施し、陽性者は初めて1000人を下回ったと表明。こうした情勢の好転を背景に州西部や州都の再開を今週に計画している。

しかし、抗議デモで群衆が集まり、コロナ感染リスクが高まっていることから、「外出自粛や学校閉鎖などこれまでの努力を無駄にすることはできない」とクオモ知事は警戒姿勢を強めた。市警察の要員が足りなければ州兵を出す用意ができているとも表明した。

ニューヨーク市のデブラシオ市長の娘キアラさん(25)は30日、マンハッタンで開催された抗議集会の参加中に逮捕された。地元メディアによると不法な集会に参加し、交通妨害を指摘した警官の指示に従わなかったことが逮捕の理由という。

1日の記者会見で質問された市長は「本人から連絡があるまで逮捕のことは知らなかった。本人は合法な集会に参加し、警官の指示には従ったと主張している。私は娘のことを信じている」と語った。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]