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米ギリアドの「レムデシビル」 治験の効果、限定的

(更新)

【ニューヨーク=西邨紘子】米製薬大手ギリアド・サイエンシズは1日、新型コロナウイルスの治療薬「レムデシビル」について実施した第3段階の臨床試験(治験)の結果を発表した。5日間投与した患者グループには、投与しなかった患者に比べ短期間で症状改善などが見られたものの、効果はいずれも限定的だったという。

治験では人工呼吸器を必要としない中程度の症状の患者を対象に、レムデシビルを(1)5日間投与(2)10日間投与(3)標準的治療のみ(レムデシビル無投与)――の3グループに分け、11日後の症状を比較した。

レムデシビルを投与した患者のグループは、無投与のグループに比べて症状が悪化した人数や死亡者が少なかった。ただ、症状の改善度合いを比較した場合、無投与と比べた差は限定的だった。レムデシビルを10日間投与した患者グループと5日間投与のグループでは、治療効果に大きな差が見られなかった。

発表を受け同社の株価は一時、先週末終値比で4%超下げた。

ギリアドのメルダッド・パーセイ最高医療責任者(CMO)は「(レムデシビルの)治療効果についての証拠を加えることができた」とコメントした。治験は米国のほか、日本や韓国、英国、ドイツなど180カ所の医療機関で行われた。

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