宗像大社で末社の遷座祭 世界遺産、修復先立ち

2020/6/1 22:10
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世界文化遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を構成する宗像大社(福岡県宗像市)で1日、九州本土にある「辺津宮」本殿を囲む末社の修復に先立ち、末社のご神体を仮の住まいに移動する「仮殿遷座祭」を開いた。遷座祭は秘儀とされている。

 福岡県宗像市の宗像大社で開かれた仮殿遷座祭(1日夕)

宗像大社などによると、末社の修復は約50年ぶり。2012年度から始まり、10年ほど続く大規模改修「平成ノ大造営」の一環で、大社にゆかりのある121の神社にいる神々を祭る24の末社が対象となる。既に辺津宮本殿や沖ノ島の「沖津宮」社殿などは修復を終えている。

祭りは薄暗くなった午後7時半ごろ開始。神職が末社の前で祝詞を唱えご神体を箱に移すと、6人がかりで仮殿に運び収めた。末社を改修工事する施工会社の社員らも参列し、様子を見守った。

末社は大化の改新(645年)以降、宗像大社を含む全国8カ所の神社などに領地「神郡」が設けられた際、もともとその地域にあった神社とされる。〔共同〕

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