関西百貨店9店、5月は6~8割減収 後半に営業再開

2020/6/1 19:28
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高島屋大阪店は5月18日に衣料品売り場などの営業を再開した

高島屋大阪店は5月18日に衣料品売り場などの営業を再開した

関西主要百貨店が1日発表した主要9店舗の5月の売上高(速報値)は前年同月と比べ6~8割減少した。落ち込みは依然として大きいが、各店舗は5月18日以降に相次いで全館営業を再開。生活用品などは売れ行きが戻りつつある。

減収幅は4月の7~9割から縮小した。あべのハルカス近鉄本店(大阪市)は5月18日から営業時間を短縮したうえで、全館の営業を再開した。売上高が6割減るなか、営業再開後に限ると書籍や玩具は1割増えた。

夏物衣料品やランドセルなどの需要も高い。高島屋大阪店(同)は21日に営業が再開してから、ランドセルの売り上げは前年同期を6割上回る。担当者は「本来は4~5月に売れるが、今年は新型コロナウイルスの影響で販売シーズンがずれた」と話す。

全体に占める比率は限られるが、インターネット販売は好調だ。近鉄百貨店は中元ギフトが好調で、国内のネット売上高は3.4倍、越境EC(電子商取引)は高級化粧品などがけん引し5倍となった。

客足は徐々に戻りつつあるが、インバウンド(訪日外国人)消滅の影響は大きい。阪急うめだ本店(大阪市)の免税売上高は97%減少。どの店も免税関連は9割を超える落ち込みとなった。

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