百貨店大手5社 5月売上高は6~9割減 休業響く

2020/6/1 21:37
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大手百貨店5社が1日発表した5月の売上高(既存店ベース、速報値)は全社が前年同月を6~9割下回った。新型コロナウイルス禍によって、前月から引き続き店舗を休業したことが響いた。ただ、5月25日の緊急事態宣言の解除を受け、各社は全館の営業を再開。6月に客足をどれだけ取り戻せるかに注目が集まりそうだ。

三越伊勢丹は5月30日から首都圏の店舗の営業を再開した(東京都中央区の三越日本橋本店)

5月の売上高は全社が8カ月連続で前年同月を下回った。5月29日まで首都圏の全館を休業した三越伊勢丹は90%減と落ち込みが大きかった。食料品売り場のみ営業を続け、5月中旬から全館の営業を段階的に始めた高島屋とそごう・西武、大丸松坂屋百貨店はそれぞれ63%減、62%減、73%減だった。エイチ・ツー・オーリテイリングは70%減だった。

中国、韓国からの入国制限も続いており、訪日外国人(インバウンド)の数は前年比で大きく減少している。免税売上高は大丸松坂屋百貨店が99%減、高島屋は98%減、三越伊勢丹は99%減と大幅に落ち込んだ。

政府の緊急事態宣言の解除を受け、各社は首都圏を含む全国の店舗で全館営業を再開した。ただ三越伊勢丹は「まずは時短営業を続ける。様子を見て通常営業に戻したい」と話すなど、新型コロナ前の営業に戻るにはしばらく時間がかかりそうだ。

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