神奈川県内の観光施設、再開広がる

2020/6/1 17:56
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緊急事態宣言の解除を受け、神奈川県内では週末の5月30~31日にさまざまな観光関連施設で営業が再開した。各地で観光客も増加したが、街歩きをする人は多くがマスク姿で、感染拡大の防止に配慮する姿がみられた。

観光客が写真撮影する姿も見られた(横浜中華街)

新江ノ島水族館(同県藤沢市)は31日、90日ぶりに営業を再開した。同日は家族連れを中心に約2740人が訪れ、来場者数は臨時休業直前の週末を上回ったという。大規模なショーや動物と触れあうイベントは引き続き中止しているものの「営業再開という効果が出ているのではないか」(担当者)と、ひとまずほっとしていた。

江の島(同市)の展望台などが6月1日に営業再開したことから、今週末はさらに多くの来場者を期待している。

横浜中華街(横浜市)では、四川料理店の重慶飯店本館が30日に営業を再開した。感染防止のため座席数を一定程度間引いて営業したが、ランチタイムは7割ほどが埋まったという。顧客からは「テークアウトではなく、出来たてをその場で食べられるのがうれしい」との声が聞かれた。

クロスロケーションズ(東京・渋谷)によると、横浜中華街や山下公園(横浜市)の人出は3月下旬以来約2カ月ぶりの高水準だった。中華街周辺には食べ歩きを楽しむ人の姿も戻ってきた。重慶飯店の担当者も「久々にこんなにたくさんの人がいるのを見ることができた」と喜んでいた。

観光客数は増加したものの、感染対策には個々の工夫があった。みなとみらい周辺を走る電車には空席が多かったが、市内の時間貸し駐車場には県外ナンバーのマイカーや、レンタカー・カーシェア車両も目立った。営業休止が続く横浜赤レンガ倉庫前の広場でも、マスク姿で散策する観光客が目立った。

本牧海づり施設(横浜市)は6月1日に営業を再開した。同所は2019年9月の台風15号でも被災・休業し、再開後数カ月で再び休業を余儀なくされていた。屋外施設だが、感染防止のため定員数はしばらく150人に限定するという。

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