日経平均終値、2万2000円台回復 約3カ月ぶり

2020/6/1 15:00 (2020/6/1 17:14更新)
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100円超上げ、2万2000円台で取引を終えた日経平均株価(1日、東京都中央区)

100円超上げ、2万2000円台で取引を終えた日経平均株価(1日、東京都中央区)

1日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末比184円50銭(0.84%)高の2万2062円39銭で取引を終えた。終値で2万2000円台に乗せるのは2月26日以来、およそ3カ月ぶり。世界的な経済活動再開への期待から買いが優勢となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響から日経平均は3月中旬に1万6000円台に急落。緊急事態宣言の解除などを受け5月下旬以降、上昇基調が鮮明になっている。

東京都は新型コロナの感染状況が収束してきたとして、6月1日から幅広い業種で休業要請を解除した。国内経済の中心地での経済活動の再開で、景気が底入れに向かうとの受け止めが広がった。

トランプ米大統領が5月29日の記者会見で、米国が香港に認めている優遇措置を見直す手続きに入ると発表した。だが中国との貿易合意の撤回や追加の対中追加関税などへの言及はなく、米中対立が先鋭化するとの警戒を和らげた。1日の香港株式市場でハンセン指数が大幅高となったことが買い安心感をもたらし、日経平均の上げ幅は一時280円を超えた。

直近の急ピッチな株高を受け高値警戒感も広がった。米国で白人警官による黒人暴行死への抗議デモが各地で広がるなか、今後の動向を見極めたいとの姿勢もみられた。後場は短期の利益を確定する目的の売りが出て日経平均は伸び悩んだ。

東証1部の売買代金は概算で2兆3258億円。売買高は12億168万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は998と全体の約46%にとどまった。値下がりは1094、変わらずは78銘柄だった。

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